今週、警察が公費を使って重要事件の情報提供者に懸賞金を払う制度の導入を検討する模様、と言う報道が各機関によってなされました。
具体的な金額や、重要事件の範囲など、これから検討されることは多々あると思いますが、今まで被害者等の資力に頼っていたものが公費によってまかなわれ事件解決の迅速化に繋がればとても良い制度だと思います。
さて、残念ながら今日も児童虐待の報道がありました。
ttp://www.excite.co.jp/News/society/20060812130541/
Kyodo_20060812a475010s20060812130541.html
どういうロジックで、一歳の子供を死ぬまで殴れるのか私にはわかりません。
そこで、なんですが、この手の幼児・児童虐待、ネグレクト案件にも、情報提供者に対する懸賞金を支払う制度があったほうが、より情報提供がスムーズになり、亡くなってしまう子供を減らせるのではないでしょうか?
死んでから、TVカメラに向かって虐待の話をしてるようでは遅いのです。
いくらなら、情報が集まるのか?という問題がありますが、私なら1万でも通報しますね。もちろん現状の無料でも通報しますが。
子供一人の命を救えることを考えると、10万でも安いかもしれません。
虐待を長く受ければ受けるほど、その後の肉体的・精神的な立ち直りに多数の手数…言いかえればコストがかかるのは事実です。
事実関係が複雑そうな重大事件ならともかく、児童虐待は住居が固定しており、素人にも通報しやすいはず。それでもし、1万なり10万のお金が入るなら、今より情報の流れがスムーズになると思います。
ただ、子供の不幸に乗じて金儲けするのか?というジレンマは常にまとわると思うので、懸賞金をそのまま児童福祉施設に寄付できる制度も合わせて設ければ、よりいいかと。
参考までに、2人の大人殺して逃亡してる被疑者の情報提供者に対して、遺族の方等が200万の懸賞金を出してる案件があります。
http://www.police.tokushima.tokushima.jp/03jyouho/kensyou200.html自分で物言える大人ならともかく、幼児・児童には、そもそもそんな環境で生活させることが悪であり、そこから抜け出させてあげるのが社会の役目だと思うのです。
posted by グ at 19:24| ボストン ☀|
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