『ポンヌフの恋人』と言う映画がもう12年前位に公開されたのですけど、その名前が某携帯電話のCMの小道具の中に。
そのCMは、仲間さん扮するラジオDJがリスナーからの相談に答える風のCMなんですけど、リスナーの葉書に書かれているペンネームが、『ポンヌフの恋人』でした。
CM的には某社の「AU家族割」を宣伝するもので、『ポンヌフの恋人』の映画の内容とはまったくリンクする部分が無いので、何故この映画のタイトルが出て来たのかイマイチ不明ですが、公開当時を知ってる人にしてみれば何かしらの記憶を突然思い起こさせられるものなのでした。
ちなみに『ポンヌフの恋人』と言う映画は、路上生活者で天蓋孤独の男と画家志望だけど失明の危機に有り絶望のどん底にある女が出会い恋して…っていうフランス映画です。
フランス映画だけど、セーヌ川にかかるポンヌフという橋をまるごとセット組んで撮影したりしたので制作費がかさみ、撮影途中何度も資金に行き詰まり、最後は日本の企業も出資してようやく完成した映画でもあります。
監督はレオス・カラックス。
この作品のあと『ポーラX』という作品を撮ったのですが、その後どんな作品を撮られたのか分りません。
陳腐な言葉ですが、映像が斬新なので沢山見てみたい監督なのですが、才能有る人はへんにつついて、いっぱい作品撮らせないほうが結果は良いのかもしれません、と思い込んで我慢してます。