部屋にある古新聞を整理してました。
古新聞と言うと、普通の人なら精々過去3ヶ月分とかをイメージされると思いますが、私の場合は2000年の東スポなのでした。
別に、2000年からずっと貯めこんでる訳ではなく、たまたまその頃の新聞が部屋の片隅の物ヶの下にあっただけなのでした。
で、一々過去を振り返りながら整理してるとこんな記事が。
2000年6月22日発行のA版の5面のに、「自由党の政策」という広告があり、当時自由党の党首で現在民主党の代表でもある小沢一郎さんの全身写真と共に掲げられた政策(タイトル)が、
「インターネット端末を無料配布って、ほんと?」なのでした・・・
詳しく本文を読むと、近い将来買い物や振込み、納税や転出届などがネットを通じて出来るようになる。のそ日本型経済モデルを築く為の突破口として、全国民に操作の簡単な携帯型インターネット端末を無償配布して誰もがインターネットを利用できるようにし、日本をIT大国にする!その為の費用は1兆円くらいで済むだろう!という主張がされてました。
小沢さんは当時から今まで政権につくことなく、当然この政策も実現することは無かったのですが、仮に政権につくことが出来ても本当に一兆円でこの政策が可能だったのか、私にはわかりません。
小沢さんが政権につくことは無くても、携帯電話の普及と技術革新により携帯インターネット端末は普及し、買い物や振込み、役所の届け出関連も徐々に可能な世の中になりました。民間の力で。
6年後の世界から後出しで、批判の為だけにこの記事書いてると思われるとちょっと嫌なのでフォローしておきますが、端末の無償配布ってところが、ばら撒きチックな匂いがして嫌なところ以外は、IT化に向けた取り組みを主張する辺りは別に当時としても間違ってなかったと思いますよ。当時はまだテレホの時代くらいだった気がしますし。
そればかりかこの主張は、最近の他党に対するネガティブな指摘ばかりしてる発言に比べ、当時は夢があったんだな〜と関心さえしました。
もしかしたら、当時の他の政党も、今のように何が何でも足引っ張りたい!ってオーラ出しまくりの主張なんて少数派だったのかもしれません。当時の方が今より確実に不況でデフレの真っ最中だったにも関わらずです。
夢は無いけど、政権が欲しい!その為には相手を引き摺り下ろす!って感じじゃない人に次の日本を託したい物です。
posted by グ at 02:38| ボストン ☁|
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